2019年北海道カブ旅行 二十五日目

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怪しげな儀式・・・ではありません。片付けしていない私のブースでございます。


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外を見てみたら他のバイカーさんは既に出発していました。予報では昼過ぎから雨上がりということでしたが、移動距離も考慮して9時ごろ出発。

 

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雨が降ったりやんだりの天気でしたが、合羽を着て進みます。それにしても寒くてダウンジャケットを着こみました。


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44号線を進んでいましたが、道が悪いのと車が多いので、脇道で進みます。画面奥の厚岸大橋を渡り、123号線に移動します。

 

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 こちらは車通りが少ないので快適でした。シーサイドラインというにはやや物足りないですが、ちゃんと海が見えるポイントもあります。


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霧多布湿原センターを訪問。こじんまりした施設ですが、子供向けの部屋もありゆっくりできそうな場所です。


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 ここまでで体が冷え切っていたので、2回の休憩してしばし景色を眺めていました。青空が懐かしいです。


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霧多布岬へ。こちらは展望台からの景色。展望台といっても簡素なもので特に売店とかはないです。野宿スポットによさそう・・・と思ったら宿泊禁止の書置きが。


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 灯台方面からの景色。浮いている妖怪みたいのは昆布かな。晴れていれば更に美しい景色が見れたのだろうと思うとくやしい~。まぁ霧で何も見えないよりマシ・・・か?


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更に海岸線を進んで根室納沙布岬に向かいますよ~。道沿いの道に馬が放牧されていました。海岸線を馬に乗って歩いている人もいて、写真撮ったはずなのに残ってないよ!なんでじゃい!


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このあたり、花咲・根室本線とず~っと並行で走る区間になっていて、時々電車の通過する音が林の向こうから聞こえたりします。画面奥の白い建物が落石駅。無人駅です。

 

さて、ここまで来たら納沙布岬まであと少し♪とか思っていた。

 

 

 

 

ん?前方に何か光っている。

 

あ、前輪で踏んだ。

 

ポン!

 

プスススス・・・。

 


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3回目のパンクキター!もうバックリチューブまで貫通しておりました。絶望に打ちひしがれているとツーリスト集団が通り過ぎる。プップー!と鳴らされたあれはバイカーのエールなのかただの冷やかしなのか。そんなことを考える余裕もなく、ずっとライドのロードサービスに電話。このロードサービスは初めての使用になるのだけど、レッカー先の手配は自分でやらないといけないということで、近場のめぼしい店を探しまくる。

 

最初は根室・・・で探したけど、原付、しかもチューブタイヤの修理ができる店は無さそう。範囲を広げて何点か電話するも、在庫がないということで決めあぐねていた。どうにか見つかったお店は・・・釧路!!!今日一日かけてやってきた道をレッカーで逆戻りだよ!!泣泣

 

結果、今日は根室で一泊し、レッカーは明日行うことに決まった。


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レッカーが到着するまで、うつろな目で景色を眺めていた。いろいろ考えていたけど、一番はこの先どうするかってことだ。

 

正直、旅を切り上げることもかなり考えた。やってみてわかったのだが、カブは割とするパンクする。そして修理の手間がかかる。原付など北海道での需要も低いので、正規店は都市部に点在するだけだ。必然とレッカーの距離も伸びる。このとき考えていたのは。

  1. 道央の地域を回る
  2. 帯広を突っ切って苫小牧に戻り旅終了
  3. 襟裳岬を回り苫小牧に戻り旅終了

もうネガティブな意見しかない!笑 それほどにパンクは人の心を狂わせるのだ。いや、チューブレスのバイクなら応急処置とかスタンド対応とかあるかもなのだけど、カブはそうはいかないっていうのが・・・。

 

というか、いざパンクするまでそんなことも考慮しなかった。自分の計画性の無さがふがいない。結局レッカー業者さんにお願いして、ショップ店員さんに直してもらっての繰り返しだ。こんなんで男の一人旅と言えるのか?

 

なんて考えだすと、今回はここらで切り上げるか?という思考になるのですよ・・・。


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レッカーの車に乗せてもらい、根室駅へ。ヘルメットを抱えてトボトボと宿に向かうのでした。