カフェイン断ち

先日の発作症状の件で思い当たる節があります。北海道旅行から帰ってきて、毎日コーヒーを飲むのが習慣になっていました。一般的に言われることですが、パニック障害ひいては鬱病においてコーヒーに含まれるカフェインが症状を誘発します。これは実感がありまして、私がパニック障害を自覚した半年前の期間に多量のカフェインを摂取していました。

 

そもそもカフェインというのは覚醒作用があることが知られていますが、そのほか持久力の向上にも効果があるんです。よくスポーツ選手とかが試合前に気合を入れるために飲んだりしてますよね。私の場合も持久系のスポーツにハマっておりましたので、この効果のために多量のコーヒーを摂取していました。実際、数値としても違いが出るのです。

 

そして、これが良くなかったと思うのは仕事においても多量に服用してしまったことです。この場合は覚醒作用を目当てにしたものですが、これもまた効果抜群で午前中に180ml缶を1個、午後は500mlのペットボトルを1本、多いと2本も購入してまさしくがぶ飲み状態でした。

 

ここから更なる依存状態に落ちていきます。上記の通り多量のカフェインを摂取していると、やがて耐性が出来てしまい効きが悪くなります。そうなると更なる量を求めるのですが、ここでエスタロンモカという商品を発見してしまったのです。いわゆるカフェインの錠剤です。これがまた1錠でカフェイン100mgも含まれています。コーヒー1.5杯分のカフェインが錠剤1個で取れるのです。しかも安価です。

 

最初は眠いときに1錠、そのうち習慣化して朝起きて1錠、昼に1錠となってサプリメント感覚でした。当時は毎朝1時間ハードな運動を行い、フルタイムで働き残業もしてと体力的にはきつかったはずですが、カフェインのおかげでギリギリの生活をしていたのだと思います。それを、愚かにも体力があるからだと勘違いしていました(;´・ω・)ばかだね。

 

そこからガクッと体調を崩し今に至るわけですが、はっきり言ってカフェインはタバコのニコチン、酒のアルコールに匹敵する劇薬だと思います。これほどの効果を持つものが日常に溢れているのだから恐ろしい。なによりも危惧すべきは私のように無自覚な依存状態に陥り、病を発症する人が出てしまう事です。

 

・・・長々と書いてしまいましたが、結局言いたいのは精神やられてる人はコーヒー、紅茶は適量で!たくさん飲みたいならノンカフェインにしよう!(^^)/