営業はつらいよ

実家に帰ってきてからというもの訪問者の対応が多くなった。マンション暮らしの時代はオートロックとカメラ付きインターホンで99%をスルー出来たが近所づきあいもある田舎では全てを無視するということは出来ず、誰かは分からないけど渋々と玄関に出る。

 

大体の営業マンは玄関前で所在を名乗らない。○○建託ですとか言うと門前払いを食らうので一般の来客者を装って来る。あいつらとりあえずドアを開けさせるのが目的なのだ。田舎もんのクセというか習性というか、ドア越しに問答をするのは無作法みたいな感覚があってうっかりとドアを開けてしまう人が多い。

 

そんで暑いですね~とか話題を濁しながら徐々にセールスの話に移行するのだ。ここまでがコテコテのテンプレ行動である。私はまだ耐性があるのでさようならってお断りが出来るけど慣れてない人だと話を聞き込んでしまうケースもあると思う。あと対応者が若いと露骨に態度が変わる人が多い。主に中年以降を想定したシミュレーションをしているのだろう。細かい部分を突っ込むとそそくさ退散していく。

 

今日日、訪問営業してる時点で胡散臭さが凄い。一昔前なら宣伝方法が限られていたから足で稼ぐってのは分かるけど、今の時代はネットやSNSでいくらでもやり方はあるのにあえて訪問なんてしてる時点で下心を感じてしまうのは当然だろう。本当に良いサービスならわざわざ営業なんかしなくても客が寄ってくるよ。

 

つまりクソ商品売りつけるのが自分の能力だと勘違いしてる営業はさっさと転職したほうがいいと思います。楽しくないでしょ?(´・ω・`)